鎖編みで糸やひもを太く出来るか試してみました!!
細い糸やひもを太くしたいな~…
と、思うときがありませんか。
もし使用する長さが決まっている場合は
『スレッドコード編み』
という編み方で太い紐状にすることが出来ます。
しかし、
・使用する長さが決まっていない
・とりあえず糸(紐)全部を太くしたい
そんな時はどうしたらいいでしょうか?
編み物は初心者レベルで、編み方や結び方など特に詳しくはないrouteなのですが、
もしかすると紐を太くするには…
『鎖編み』
を繰り返していけば糸(紐)は太くなっていくんじゃないか?と思い付いたので、試しにやってみました!
鎖編みとは?
そもそも鎖編みとは、かぎ針編みなどの編みはじめになる部分(作り目)でよく使われる編み方です。
【鎖編みの編み方】
1.編みはじめの輪を作り、図の様に針に糸をかける。
2.かけた糸を輪から引き出す。これを繰り返し編む。
実際にやってみました
●使用したひも(糸)
今回使用したものはコレ。
約10グラムの金色のひも(糸)です。
鉛筆と比べると…この細さ!
このままでは、我が家では使い道がなさそうだったのですが、
太くすれば何かに使えるかも?
と思い、鎖編みで太くしていきました。
●鎖編み1回目
かぎ針サイズ・・・2.3mm
かかった時間・・・約5~7時間
太さの変化・・・1mm → 2mm
2.3mmのかぎ針を使って編んでいったのですが、とにかく時間がかかりました…(泣)
かかった時間が「5~7時間」と2時間も幅があるのは、15分や30分など隙間時間にちょこちょこと編んだので、合計時間が正確にわからなくなったからです。
編んだひも(写真左)と元のひもの太さと比べてみました。太さは1mmほど太くなった程度で見た目はあまり変わりませんでした。右端の鉛筆がかなり太く見えますね。
全部編み終わるとこんな感じになりました。
●鎖編み2回目
かぎ針サイズ・・・3.5mm
かかった時間・・・約1時間30分
太さの変化・・・2mm → 4mm
2回目は1回目ほど時間もかからず、1時間30分で編み終えました。
2回目の編んだひも(写真左)と、元のひも(写真右)、1回目の編んだひも(写真真ん中)の太さと比べてみました。太さは4mmになったので、元のひもと比べるとかなり太くなりました。
ついでに、全長を測ってみたら7m10cmありました。
●鎖編み3回目
かぎ針サイズ・・・5mmまたは6mm
かかった時間・・・不明
太さの変化・・・4mm → 8~10mm
2回目の太さ4mmで満足した(笑)ので、3回目は編みませんでした。
ですが、5mmのかぎ針を使用して数センチほど試しに編んでみたところ、どうやら
太さは8mmから10mm位になるとわかりました。
●端の始末
編んだひもの途中を切ってみると…
やっぱりバラバラになってしまいました。このままではほどけてしまうのですが・・・
止め結びをしてみると・・・
ほどけなくなりました。
ひもの端の始末は止め結びをすれば大丈夫です。
まとめ
ひも(糸)を太くしていきたい場合には、
使用する長さが決まっていたり、見た目を重視するなら「スレッドコード編み」などの編み方がありますが、
・使用する長さ不明(とにかく太くしたい)
・端は結び目があってもOK
という場合は「鎖編み」でも十分太くすることが出来るので、試してみてはいかがでしょうか。
元が細いとかなり時間はかかりますが…(;´∀`)